株式会社婚礼センター

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11:00~18:00 定休日 火・木曜日

まとまるまで、お世話いたします。

まとまるまで、
お世話いたします。

" 沼島の春 ”の生い立ちの秘密

社長が提案した「最高の婚活」を生い立ちから紹介。
本物の婚活を教えます。
平成5年 3月3日 TBS 島田紳介の「島田弁護協会」が主催しました。

「沼島の春」
平成4年12月初め

突然TBSの下請テレビ制作会社“○○プロダクション”の女性サブプロデューサーから電話が入り、島田紳介さんが司会をしている「島田弁護協会」にお助けコーナーと言う様なものがあり、そこに淡路島の南の端から東へ5km程沖合いに周囲3km位の小さな島があり、そこで漁師をしている青年Tさんから手紙が来て「僕は中学卒で学歴もなく、離れ小島に住んでいるので嫁さんの来てがなく困っている助けてください。」と言う事で出会いをつくってあげようと関西の結婚相談所全部に連絡を入れています・・・との事。

(Tさんとは)
当時年齢34才位で身長174cm。

写真を見ると、顔は田舎の真面目で堅くて誠実な青年という感じでした。

ところが年収が1,500万円もあって、セントラルヒーティングで約30坪の家を実家と別に建てていて、それも無借金との事でした。

「年収が1,500万円あれば相手はいますよ」と言いましたが、「それでも離島で、学歴が中卒で、できない。」と言われました。「そんな事はない。できます!」と言っても、「実際今困っていて手紙が来ている。助けて欲しい!」

「1,500万円の収入は本当にありますか?」と伺うと「本当にあります。」と言うので、
「では、どうしてそんなに収入が多いのか、それはいつからなのか、を聞いてください。」
「3~4年前から漁法が変わって鯛が3倍~5倍獲れ出した。」と言うので
「乱獲したらすぐ何年か後で元の数字に戻るのではありませんか?確認してください。」
「そんな事はない、ずっとこのまま続く。」と言っているとの事なので「よし解った!」
でも、内心では、収入は必ず半分には下がるだろうと思っていました。

10日以内との事なので、一計を案じて手を打った。すると10日で20人集まったので電話した所、後で電話が入り「あれはダメになった」との事に「何故ですか?」と聞くと「関西の他の相談所からは一人も集まっていない。」
「エッ!一人も集まらない・・ゼロですか!?」「ハイ・・」
「何軒の結婚相談所に電話したのですか?」と聞いたところ
「2~300軒、イヤ!それ以上、全部です。」と言う。
この時 私の頭が爆発しそうでした。

それで「場所は東京になりました」との事なので、その20人に確認した所 東京へ行ってパーティーのようなものに参加する人は6人になりました。

その後、東京の方でも参加者が少なかったらしく、パーティーはヤメてお見合い(1対1)にするとの事。それで その6人に確認したら4人がダメで2人になっていました。
(※1対1ではマジになり過ぎ)

「何で集まらないんですか?」と聞いたところ、そのサブプロデューサー(女性)が「中卒で離島というのがダメな理由です。」と言います。

「そんなことは最初から解っているじゃないか。」

これで私の頭が完全に爆発して・・結婚相談所は化石だ!→何の努力もしない!

「こんなことだから、相談所は信用が無いんだ!」と大声を出してしまいました。

● 「よ~く聞いて」 → その上で紳介君に言ってイベントをブチ上げなさい。
●絶対成功する→君が提案した事にすれば出世するよ → 間違いない!

「1社で20人集めた所がある。」と、そして今から言う事を伝えたら 必ずのってくる。

私は社員を集め まず“中卒”と“離島”というハンディを消さないとできないので、今から私の言う通りにウチの会員さん達に伝えなさい。
ご本人に話して、灘区の高台に中古のマンションを買ってもらう。だから決まったら結婚する前に買うことになっていると伝えなさい。

「私が責任を持って必ず買わせるから安心しなさい。」(なんなら先に買わせても良い)

沼島が見えるマンションを買ってもらうから、そこに天体望遠鏡のような物を2台買って双方において2軒の家でそれを見ながら電話で話してもらう。(当時は携帯電話の無い時代でしたので、又沼島も神戸から見えると思っていました。)
「楽しいよ、想像してみなさい。」会員さんにも想像してもらう事。 解ったね。

月の内 10日間位は娘さんをそこに帰ってもらうから、相手のご両親もその間はそこに来ていただいたらどうですか。 本人も月に3~4日はそこに帰らせるから。「ご両親を島の魚、鯛や平目で歓待する。」
何なら「ご両親にそこに住んでもらってもいいじゃないか。」

それと、住民票を灘区に移す事(一時的に)。
すると、島のセントラルヒーティングの家が別荘になるじゃないか。
本人にとっては灘区が本宅、島が別荘 どっちも本宅?どっちも別荘だ。

イイカ、沼島ではなく、住民票が灘区なら、神戸の住民だ。
神戸の住民を結婚させるんだ 中卒でも、家が2軒あって、年収1,500万円。絶対まとまる。
解ったね。

私は、今言ったことを必ず本人と話をつけて責任を持って実行させるから
10日間で社員1人で1人は必ず集めなさい。

ついでに沼島から灘まではスピードの出る小型クルーザーの中古でも買ってもらう。(借りても良い)
灘区の船の停泊地は漁師同士で話つけてもらうから大丈夫。
多分1時間位で着くんじゃないか?

ということで、社員当時25名と有力な仲人さん達に伝えました。
その集まった20人の中身は、中卒ゼロ・高校中退の女性が確か1人だけで、後は大卒4人、院卒が2人、残りは高卒、専門卒、短大卒だった。再婚も2人いました。
(教師2人、薬剤師、銀行員、公務員、栄養士、保母等様々な職業の方達でした)

1つの相談所で10日間で20人集めたんだ。
これだけの学歴、職業の女性が集まったということを紳介君に必ず直接伝えなさい。そうすれば全国から女性が参加してくると言う事が分かるハズだ。そして沼島の中での出会いでのイベントを企画しなさい、必ず成功するからそのイベントを番組内で宣伝してもらう事。

そして島の魅力がわかったら断らないといけない位たくさん集まって来ると思うよ。沼島で2泊3日のイベントをするんだ。絶対に2泊3日だ。全国に向けて、紳介君がテレビで宣伝したら絶対に集まる!保証する。
お見合いパーティーでお茶をにごす程度のイベントなら、何の役にも立たないから絶対するなよ。
何の役にも立たないから絶対にしてはいけない。パーティは1回位はしてもいいけど頼らない事。
パーティをするなら、他のイベントを補完するパーティにすること。当時、パーティの成婚率は1%以下でした。
なぜなら、我社の昭和60年~平成4年までのパーティの実績、2か月に1回の割での開催累計参加者4400人、
内、私共の会員は1100人で、成婚までいった人、0人、会員は全くの成婚率0%…一般参加者も1%以下でした。

今、見合結婚は、とてもまとまりにくいんだ。
その原因は「よく分からない人を無責任に紹介しているからなんだ」だから、このパーティに参加するとなった人達には、それぞれに詳しい資料を前もって送っておく事。
思わず心を感じるようなものがいい。お宅はTVの制作会社なんだから、仕事中の様子や家庭の中、家族との様子等をビデオに撮って前もって女性達に送っておくことができるんじゃないの…努力は必ず実るからできる事は全部してくださいね。

それと、T君だけでなく青年団全員が困っているハズだし、年収は同じだろうから青年団や島民全員をまきこんですること。

私のやり方ですると、必ず結婚できる。間違いない。
紳介君は頭がいいし、カンが鋭いから、今、私が言った事は必ず分かるはず。これは実現するよ。
これであのNさんも結婚できる。
それよりも、今、全国の離島や山村、漁村では嫁のきてがなくて困っているので、これが成功したら、そんな過疎地から俺の所でも「このイベントをしてくれ」という依頼が殺到することになると思うよ。

「どっちにしても、頭も使わない化石みたいな結婚相談所は一切相手にしないで 紳介君をそのまま狙い撃ちする事。ついでにイベントの内容も少し言うからメモをして、プレゼンの参考にしてください。」

本人達同士ではなく、青年団や島民全員をまきこんでする事。
母親達とも一緒にイモ堀りや魚の三枚おろし、タケノコ堀り、クリ拾い、いちご狩り、潮干狩り。
1日中一緒に行動すること。
こんな事を家族総出で手伝って 本人達の足りないところを皆で補う。
コミュニケーションだ、ふれあいだ、解るね。
できたら民家に何人かずつ泊まらせる事もイイノでは・・・数人ずつ風呂に入れるとか。

多分、小型のフェリー1船分位の人数は集まると思う。(全国から集まるよ)
船着場ではトランペット・楽団で迎えるんだ。テープを飛ばせ!笛や太鼓で歓迎するんだ。
青年団全員、島民総出で歓待させること。


コミュニケーションが高まるイベントは一杯あるよ。

父兄本人と女性達で一つの船に乗り、危なくない所で魚を一緒にとったり等々 一杯ある。
アワビやサザエとり 潮干狩りなど想像したらウキウキする。
夜はカラオケ大会、盆踊り。 次の日は運動会等々・・抱きしめて風船割りゲーム等々、触れ合いのあるゲームやレースをすること。 触れ合うと感情が芽生えるんですよ。
それと、「しんどい仕事」をさせるんです。すると、本心が出てくるんです。これは、相手を選ぶ上で役に立ちます。

一番大切なのは、お互いの気持ち、心を感じるようなコミュニケーションなんです。
情けなんです。ゆっくりとした時間が必要なんです。最低、1泊2日は必要なんです。
だから、2泊3日と訴えるんです。もし、日帰りになるようならパーティと同じで結婚には結びつかないからヤメなさい。意味がないから。
もし、私がこれをしたら6割くらいはまとめるよ、少なくとも3割は必ずまとめますよ。
なぜなら、私がする時は、2人の間に入り、互いに心配や不安がなくなるまでフォローするからです。
その場合は、5泊6日くらいはさせますけどね。でも、1泊2日でも必ずまとまります。

その後、数か月でテレビが放映されたとのこと。
私は船が船着場に着く所をほんの瞬間見ただけ。 (当時は多忙で見ていません。)
今回のHPの事があり、H22年になり、初めてネットの【沼島の春】を見させていただきました。 今、落ち着いて考えますと、たった20分程の電話1回の説明なのに、よくもまぁ~あれだけのイベントを制作された、さすがプロだと驚いております。それでも34人中、10人の結婚はとても素晴らしいと思います。
また、この10人以外に、結婚後、離婚したり、島を出たカップル等が数組いたとの事でしたので、このイベントによる成婚率は、12、3組はあったのではないでしょうか。
・・・お疲れ様でした

蛇足ですが

テレビといえば、NHKの銀河テレビ小説の「結婚はいかが」の東大卒のKプロデューサーは足かけ3年婚礼センターに来られ、とても勉強になります。と言ってはコピーライターを次々変え、私のキャラクターをこの小説の中に入れられたみたいです。
それで「結婚はいかが」の放映が決まったとき(平成9年だと思いますが)には、まっさきに連絡をいただきました。私の役としては、松村雄基さんがしておられ「カウンセラーの気概」を感じさせる場面もあり とてもありがたく拝見いたしました。

※関係者の皆様へ
事実をそのまま伝えたく、敬称を省かせていただきました。 無礼な言葉使い等、お許しくださいませ。
その後の「紳介出会いのプロジェクト」からその後の「ナイナイのお見合大作戦」は今も拝見させていただいております。

大反省
今、約23年ぶりに当時を振り返ってみて「何故、あの時、あんなにやる気になって、協力したのかな?」とフッと考えたんです。
すると、とんでもない私の幼稚な思い上がりに気づき、今は穴があったら入りたい気分です。
その時まで、私の心のどこかで、この沼島の漁師さんを結婚させてあげられた一番の功労者というか、「結婚させてあげたい心の一番強かったのは私だ」と思っていたのでした。
この企画のスタートは「離島で中卒で結婚ができなくて困っている青年を助けてあげたい」というテレビ局側の純粋な心(仕事に対する強い責任感かも)が原点だったのです。
初めサブディレクターから電話があった時に、「離島でも中卒でも、年収が1,500万円あれば必ず、結婚できます」と言い切った私の言葉にサブディレクターが「実際、今、困っていて手紙が来ている」「助けてほしい!!」という切羽つまったような真心からの叫びに私は心を強く打たれたのでした。
でも、そのサブディレクターの真心からの叫びは、番組の制作決定者(多分、ディレクター)のイベントを開催して、この沼島の漁師さんを「結婚させてあげたい」という強い気持ちの表れだったのではないかと、23年以上経って、今やっと、気付いたのでした。
お恥ずかしい限りです。

" 沼島の春 ”の生い立ちの秘密

社長が提案した「最高の婚活」を生い立ちから紹介。
本物の婚活を教えます。
平成5年 3月3日 TBS 島田紳介の「島田弁護協会」が主催しました。

「沼島の春」
平成4年12月初め

突然TBSの下請テレビ制作会社“○○プロダクション”の女性サブプロデューサーから電話が入り、島田紳介さんが司会をしている「島田弁護協会」にお助けコーナーと言う様なものがあり、そこに淡路島の南の端から東へ5km程沖合いに周囲3km位の小さな島があり、そこで漁師をしている青年Tさんから手紙が来て「僕は中学卒で学歴もなく、離れ小島に住んでいるので嫁さんの来てがなく困っている助けてください。」と言う事で出会いをつくってあげようと関西の結婚相談所全部に連絡を入れています・・・との事。

(Tさんとは)
当時年齢34才位で身長174cm。

写真を見ると、顔は田舎の真面目で堅くて誠実な青年という感じでした。

ところが年収が1,500万円もあって、セントラルヒーティングで約30坪の家を実家と別に建てていて、それも無借金との事でした。

「年収が1,500万円あれば相手はいますよ」と言いましたが、「それでも離島で、学歴が中卒で、できない。」と言われました。「そんな事はない。できます!」と言っても、「実際今困っていて手紙が来ている。助けて欲しい!」

「1,500万円の収入は本当にありますか?」と伺うと「本当にあります。」と言うので、
「では、どうしてそんなに収入が多いのか、それはいつからなのか、を聞いてください。」
「3~4年前から漁法が変わって鯛が3倍~5倍獲れ出した。」と言うので
「乱獲したらすぐ何年か後で元の数字に戻るのではありませんか?確認してください。」
「そんな事はない、ずっとこのまま続く。」と言っているとの事なので「よし解った!」
でも、内心では、収入は必ず半分には下がるだろうと思っていました。

10日以内との事なので、一計を案じて手を打った。すると10日で20人集まったので電話した所、後で電話が入り「あれはダメになった」との事に「何故ですか?」と聞くと「関西の他の相談所からは一人も集まっていない。」
「エッ!一人も集まらない・・ゼロですか!?」「ハイ・・」
「何軒の結婚相談所に電話したのですか?」と聞いたところ
「2~300軒、イヤ!それ以上、全部です。」と言う。
この時 私の頭が爆発しそうでした。

それで「場所は東京になりました」との事なので、その20人に確認した所 東京へ行ってパーティーのようなものに参加する人は6人になりました。

その後、東京の方でも参加者が少なかったらしく、パーティーはヤメてお見合い(1対1)にするとの事。それで その6人に確認したら4人がダメで2人になっていました。
(※1対1ではマジになり過ぎ)

「何で集まらないんですか?」と聞いたところ、そのサブプロデューサー(女性)が「中卒で離島というのがダメな理由です。」と言います。

「そんなことは最初から解っているじゃないか。」

これで私の頭が完全に爆発して・・結婚相談所は化石だ!→何の努力もしない!

「こんなことだから、相談所は信用が無いんだ!」と大声を出してしまいました。

● 「よ~く聞いて」 → その上で紳介君に言ってイベントをブチ上げなさい。
●絶対成功する→君が提案した事にすれば出世するよ → 間違いない!

「1社で20人集めた所がある。」と、そして今から言う事を伝えたら 必ずのってくる。

私は社員を集め まず“中卒”と“離島”というハンディを消さないとできないので、今から私の言う通りにウチの会員さん達に伝えなさい。
ご本人に話して、灘区の高台に中古のマンションを買ってもらう。だから決まったら結婚する前に買うことになっていると伝えなさい。

「私が責任を持って必ず買わせるから安心しなさい。」(なんなら先に買わせても良い)

沼島が見えるマンションを買ってもらうから、そこに天体望遠鏡のような物を2台買って双方において2軒の家でそれを見ながら電話で話してもらう。(当時は携帯電話の無い時代でしたので、又沼島も神戸から見えると思っていました。)
「楽しいよ、想像してみなさい。」会員さんにも想像してもらう事。 解ったね。

月の内 10日間位は娘さんをそこに帰ってもらうから、相手のご両親もその間はそこに来ていただいたらどうですか。 本人も月に3~4日はそこに帰らせるから。「ご両親を島の魚、鯛や平目で歓待する。」
何なら「ご両親にそこに住んでもらってもいいじゃないか。」

それと、住民票を灘区に移す事(一時的に)。
すると、島のセントラルヒーティングの家が別荘になるじゃないか。
本人にとっては灘区が本宅、島が別荘 どっちも本宅?どっちも別荘だ。

イイカ、沼島ではなく、住民票が灘区なら、神戸の住民だ。
神戸の住民を結婚させるんだ 中卒でも、家が2軒あって、年収1,500万円。絶対まとまる。
解ったね。

私は、今言ったことを必ず本人と話をつけて責任を持って実行させるから
10日間で社員1人で1人は必ず集めなさい。

ついでに沼島から灘まではスピードの出る小型クルーザーの中古でも買ってもらう。(借りても良い)
灘区の船の停泊地は漁師同士で話つけてもらうから大丈夫。
多分1時間位で着くんじゃないか?

ということで、社員当時25名と有力な仲人さん達に伝えました。
その集まった20人の中身は、中卒ゼロ・高校中退の女性が確か1人だけで、後は大卒4人、院卒が2人、残りは高卒、専門卒、短大卒だった。再婚も2人いました。
(教師2人、薬剤師、銀行員、公務員、栄養士、保母等様々な職業の方達でした)

1つの相談所で10日間で20人集めたんだ。
これだけの学歴、職業の女性が集まったということを紳介君に必ず直接伝えなさい。そうすれば全国から女性が参加してくると言う事が分かるハズだ。そして沼島の中での出会いでのイベントを企画しなさい、必ず成功するからそのイベントを番組内で宣伝してもらう事。

そして島の魅力がわかったら断らないといけない位たくさん集まって来ると思うよ。沼島で2泊3日のイベントをするんだ。絶対に2泊3日だ。全国に向けて、紳介君がテレビで宣伝したら絶対に集まる!保証する。
お見合いパーティーでお茶をにごす程度のイベントなら、何の役にも立たないから絶対するなよ。
何の役にも立たないから絶対にしてはいけない。パーティは1回位はしてもいいけど頼らない事。
パーティをするなら、他のイベントを補完するパーティにすること。当時、パーティの成婚率は1%以下でした。
なぜなら、我社の昭和60年~平成4年までのパーティの実績、2か月に1回の割での開催累計参加者4400人、
内、私共の会員は1100人で、成婚までいった人、0人、会員は全くの成婚率0%…一般参加者も1%以下でした。

今、見合結婚は、とてもまとまりにくいんだ。
その原因は「よく分からない人を無責任に紹介しているからなんだ」だから、このパーティに参加するとなった人達には、それぞれに詳しい資料を前もって送っておく事。
思わず心を感じるようなものがいい。お宅はTVの制作会社なんだから、仕事中の様子や家庭の中、家族との様子等をビデオに撮って前もって女性達に送っておくことができるんじゃないの…努力は必ず実るからできる事は全部してくださいね。

それと、T君だけでなく青年団全員が困っているハズだし、年収は同じだろうから青年団や島民全員をまきこんですること。

私のやり方ですると、必ず結婚できる。間違いない。
紳介君は頭がいいし、カンが鋭いから、今、私が言った事は必ず分かるはず。これは実現するよ。
これであのNさんも結婚できる。
それよりも、今、全国の離島や山村、漁村では嫁のきてがなくて困っているので、これが成功したら、そんな過疎地から俺の所でも「このイベントをしてくれ」という依頼が殺到することになると思うよ。

「どっちにしても、頭も使わない化石みたいな結婚相談所は一切相手にしないで 紳介君をそのまま狙い撃ちする事。ついでにイベントの内容も少し言うからメモをして、プレゼンの参考にしてください。」

本人達同士ではなく、青年団や島民全員をまきこんでする事。
母親達とも一緒にイモ堀りや魚の三枚おろし、タケノコ堀り、クリ拾い、いちご狩り、潮干狩り。
1日中一緒に行動すること。
こんな事を家族総出で手伝って 本人達の足りないところを皆で補う。
コミュニケーションだ、ふれあいだ、解るね。
できたら民家に何人かずつ泊まらせる事もイイノでは・・・数人ずつ風呂に入れるとか。

多分、小型のフェリー1船分位の人数は集まると思う。(全国から集まるよ)
船着場ではトランペット・楽団で迎えるんだ。テープを飛ばせ!笛や太鼓で歓迎するんだ。
青年団全員、島民総出で歓待させること。


コミュニケーションが高まるイベントは一杯あるよ。

父兄本人と女性達で一つの船に乗り、危なくない所で魚を一緒にとったり等々 一杯ある。
アワビやサザエとり 潮干狩りなど想像したらウキウキする。
夜はカラオケ大会、盆踊り。 次の日は運動会等々・・抱きしめて風船割りゲーム等々、触れ合いのあるゲームやレースをすること。 触れ合うと感情が芽生えるんですよ。
それと、「しんどい仕事」をさせるんです。すると、本心が出てくるんです。これは、相手を選ぶ上で役に立ちます。

一番大切なのは、お互いの気持ち、心を感じるようなコミュニケーションなんです。
情けなんです。ゆっくりとした時間が必要なんです。最低、1泊2日は必要なんです。
だから、2泊3日と訴えるんです。もし、日帰りになるようならパーティと同じで結婚には結びつかないからヤメなさい。意味がないから。
もし、私がこれをしたら6割くらいはまとめるよ、少なくとも3割は必ずまとめますよ。
なぜなら、私がする時は、2人の間に入り、互いに心配や不安がなくなるまでフォローするからです。
その場合は、5泊6日くらいはさせますけどね。でも、1泊2日でも必ずまとまります。

その後、数か月でテレビが放映されたとのこと。
私は船が船着場に着く所をほんの瞬間見ただけ。 (当時は多忙で見ていません。)
今回のHPの事があり、H22年になり、初めてネットの【沼島の春】を見させていただきました。 今、落ち着いて考えますと、たった20分程の電話1回の説明なのに、よくもまぁ~あれだけのイベントを制作された、さすがプロだと驚いております。それでも34人中、10人の結婚はとても素晴らしいと思います。
また、この10人以外に、結婚後、離婚したり、島を出たカップル等が数組いたとの事でしたので、このイベントによる成婚率は、12、3組はあったのではないでしょうか。
・・・お疲れ様でした

蛇足ですが

テレビといえば、NHKの銀河テレビ小説の「結婚はいかが」の東大卒のKプロデューサーは足かけ3年婚礼センターに来られ、とても勉強になります。と言ってはコピーライターを次々変え、私のキャラクターをこの小説の中に入れられたみたいです。
それで「結婚はいかが」の放映が決まったとき(平成9年だと思いますが)には、まっさきに連絡をいただきました。私の役としては、松村雄基さんがしておられ「カウンセラーの気概」を感じさせる場面もあり とてもありがたく拝見いたしました。

※関係者の皆様へ
事実をそのまま伝えたく、敬称を省かせていただきました。 無礼な言葉使い等、お許しくださいませ。
その後の「紳介出会いのプロジェクト」からその後の「ナイナイのお見合大作戦」は今も拝見させていただいております。

大反省
今、約23年ぶりに当時を振り返ってみて「何故、あの時、あんなにやる気になって、協力したのかな?」とフッと考えたんです。
すると、とんでもない私の幼稚な思い上がりに気づき、今は穴があったら入りたい気分です。
その時まで、私の心のどこかで、この沼島の漁師さんを結婚させてあげられた一番の功労者というか、「結婚させてあげたい心の一番強かったのは私だ」と思っていたのでした。
この企画のスタートは「離島で中卒で結婚ができなくて困っている青年を助けてあげたい」というテレビ局側の純粋な心(仕事に対する強い責任感かも)が原点だったのです。
初めサブディレクターから電話があった時に、「離島でも中卒でも、年収が1,500万円あれば必ず、結婚できます」と言い切った私の言葉にサブディレクターが「実際、今、困っていて手紙が来ている」「助けてほしい!!」という切羽つまったような真心からの叫びに私は心を強く打たれたのでした。
でも、そのサブディレクターの真心からの叫びは、番組の制作決定者(多分、ディレクター)のイベントを開催して、この沼島の漁師さんを「結婚させてあげたい」という強い気持ちの表れだったのではないかと、23年以上経って、今やっと、気付いたのでした。
お恥ずかしい限りです。